キーボードは本当に楽しい。
ここ最近で、僕は高価格帯のキーボードを2台も買ってしまった...。
1台目は、エレコムのLeggero(レジェロ) というメカニカルキーボードだ。
結果的に短い使用期間となったけど、今でもお気に入りのキーボード。
高級キーボードとはどんなものか、僕はこのキーボードに教えてもらった。
これを買って使い始めた時は衝撃的だった。
それまでは会社支給の、同じくエレコム製メンブレンキーボードを
愛用していた僕だったが、そのキーボードに対して不満を感じることなど
全くなかった。
しかし同僚が65%英語配列キーボード(Ducky製)を使用しているのを見て、
高級キーボードの世界を知り、そこからは早かった。
家電量販店のキーボードコーナーへ出向き、熟考の末これを選んだ。
軽いタッチで打鍵でき、キーのグラつきも少ない。そのことがこんなにも
作業の快適さに影響することは、購入して使用した人間にしかわからない。
そして改めて今まで使っていたメンブレンキーボードを触ると、よく今まで
あんなもので仕事をしていたなと思った。(安物メンブレンも、あの価格で
外付けキーボードを使えるのでありがたい存在ではありますが)
★スペックとしてはこんな感じ。
接続方式:有線接続 (USB Type-C)のみ
配列:JIS配列 テンキーレス(91キー)
キースイッチ:ピンク軸(静音赤軸)
ポーリングレート:最大1,000Hz
★いいところ
・ピンク軸使用+筐体内部の吸音材により、静音性能が非常に高い。
これ以上静かなメカニカルキーボードは無いのではないかというくらい、
静音性に関して満足度は高いです。
・かな印字なしの中央刻印が美しい
かな印字ありの「いかにも業務用キーボード」といった風貌も悪くないが、
個人的にはかな印字はいらない派なので気に入っていた。
またフォントも独自のものを使用しているとのことで、これもまた僕の好みだ
★微妙なところ
・スペースバーや一部のキーは、割とうるさい
静音とはいえ、スペースキーを押した際に若干「カリッ」という音が立つ場合があり、「すべてのキーを気兼ねなく強く打鍵できる」というわけではないかなと思いました。
その他個体差もあると思いますが、Escキーなどの一部キーで底打ちの際にキーキャップが筐体に当たる事により不快な高音が鳴るのも勿体無いなと思いました。
・矢印キーが遠い
普通のテンキーレス配列なので当然だけど、文字入力の中で矢印キーを使う場面は多い
にもかかわらず、完全にホームポジションを崩さないと入力できないのが非効率だ。
そして次にHHKB
新宿にある「Super Classic」というお店に何度か通って試打し、購入を決断しました。
開封時のわくわくをお届けできたら幸せだなって
袋から出して...
箱をパカっと開ける!!!!!
神 降 臨
僕が購入したのは、HHKB Professional Hybrid Type-S という機能全部盛りの
フラッグシップモデルだ。
・有線接続とBluetooth接続両対応、接続先は有線1つ+無線4つの計5つ
・専用アプリとDIPスイッチによるキーマップ変更機能
・静電容量無接点方式(東プレ製)を採用
もう、最高。静電容量無接点方式特有の打鍵感 コンパクトな60キーの配列 有線無線接続両対応の快適性。軽量なため持ち運びに便利。
長寿命 アナログ機器 機能美
やっぱりそういう物に惹かれるわけですよ。
パソコンはよく使う道具ではあるけど、
所詮は数年で買い換える「消耗品」であり、愛着を持って人生を共に過ごす
という感覚にはならない。
一方キーボードというのは、時計や万年筆のように高品質なものを一度手ににれれば、ずっと使い続けることができ、体の一部と言っても過言ではないくらいに馴染み、
恋人・夫婦のように、深い付き合いとなる。
もはやキーボードはパソコンの付属物などではない。むしろ、キーボードこそが主体であり、パソコンはキーボードからの命令に従って動く事を求められるのみだ。
...とまあ、つらつらとHHKBやキーボードそのものへの愛を語ってしまったが、
配列への慣れなどはまだまだこれからなので、長期間使用してのレビューも
今後書きたいと思います。